■秋風が吹く草原
日比谷公園ガーデニングショー2012「第5回東京都支部造園コンクール」作品紹介
作庭者:調布市植木組合 青年部

東京都支部造園コンクール応募作品をご紹介します。
3m×2mと限られたスペースで、こんなにもバラエティ豊かな庭が作れることに驚かれることでしょう。
コンセプト
9月、10月になるとステキに穂がつき始め、秋の花が彩り鮮やかに咲き、気温が下がるとともに涼しい風が吹き始めます。樹木、植物が風に揺られ、穏やかな気候の中でゆっくり過ごせる庭を表現したいと思い「秋風が吹く草原」をこの庭に表現しました。
審査員より
木棚の角度や、六方石が風の吹くイメージを醸し出しているが、草花が多すぎてゆっくりとした空間がない。樹木の向きや、草花の配色などが今後の課題ではないか。
東京都支部造園コンクールは、東京都支部の組合員が技術を競う大会です。2009年の開始から毎年、日比谷公園ガーデニングショー内で開催してきました。一般来場者の方々に様々なデザインの庭を楽しんでいただき、庭づくりを身近に感じてもらう機会となっております。