■一の庭
日比谷公園ガーデニングショー2012「第5回東京都支部造園コンクール」作品紹介
作庭者:八王子造園業組合 青年部

東京都支部造園コンクール応募作品をご紹介します。
3m×2mと限られたスペースで、こんなにもバラエティ豊かな庭が作れることに驚かれることでしょう。
コンセプト
ひとつの始まりの そんなテーマで考えました。近頃は「庭」作りの材料が豊富で和洋問わずインターネットやホームセンターなどで各地の材料が手軽に用意でき、それに伴いみなさんの「庭」もますます賑やかに華やかになり、緑に携わる者としては嬉しく思います。その反面、木草花が安易に使い捨てられていると感じるのは私だけでしょうか?そこでごくシンプルに最小限の材料で一つの木、石、草に想いを込めて作庭してみました。
審査員より
簡素ながら草花の配色も良く、すっきりとした庭に仕上がっている。 全体的に一体感があるが、垣根の長さや作り方に工夫をし、高木の剪定をするとさらにさわやかになる。
東京都支部造園コンクールは、東京都支部の組合員が技術を競う大会です。2009年の開始から毎年、日比谷公園ガーデニングショー内で開催してきました。一般来場者の方々に様々なデザインの庭を楽しんでいただき、庭づくりを身近に感じてもらう機会となっております。