■躍動する庭
日比谷公園ガーデニングショー2019「第12回東京都支部造園コンクール銅賞」受賞
作庭者:三多摩造園業協同組合

東京都支部造園コンクール応募作品をご紹介します。
3m×2mと限られたスペースで、こんなにもバラエティ豊かな庭が作れることに驚かれることでしょう。

コンセプト
日本には石積や石組、枯れ山水などの伝統的な庭の構成が存在しますが、それらに近年の異常気象によるゲリラ豪雨に対応できる、雨水を地中に浸透させる機能を付け加えることにより『伝統文化を感じられるグリーンインフラ』を提供したいと考えています。このような事を踏まえつつ、今回は石積や植栽で自然のみなぎる力を表現しました。時に激しく降る豪雨をも庭の景観に取り込む…躍動する庭をどうぞお楽しみください。
審査員より
深い思いを感じるコンセプトで、”雨水を地下に浸透させる”という考え方は今後大切。丁寧に施工された石積みが良い。
東京都支部造園コンクールは、東京都支部の組合員が技術を競う大会です。2009年の開始から毎年、日比谷公園ガーデニングショー内で開催してきました。一般来場者の方々に様々なデザインの庭を楽しんでいただき、庭づくりを身近に感じてもらう機会となっております。